嵐の相葉雅紀(39)がMCを務める動物バラエティ番組『I LOVE みんなのどうぶつ園』(日本テレビ系)が、4月より『嗚呼!!みんなの動物園』(同)にタイトルをリニューアルすることが3月10日に行なわれた改編説明会で発表された。
2020年7月、志村けんさん(享年70)がMCを務めていた『天才!志村どうぶつ園』が終わり、相葉がそれを引き継ぐ形で同年10月からは『みんなのどうぶつ園』がスタート。
全国の動物園、水族館、野生動物のいる場所などを「みんなのどうぶつ園」として捉え、そこに相葉やゲストが駆けつけ、動物たちの魅力を発信する番組として約2年半にわたって続いてきた。
日本テレビの編成部長は「動物が主役であることはもちろん、動物をこよなく愛する人にもスポットを当ててリニューアルします。土曜日は熾烈な戦いがございますので、タイトルを変更して番組をリニューアルして勝負していきたい」と話した。
「その言葉のとおり、『みんなのどうぶつ園』は実は厳しい状況にありました。そのためリニューアルを図ることになったのですが、その背景には“コスパの悪さ”と“スポンサーから問題視されていた”といった事情があったと言われています。
動物番組は一定の人気を獲得できる一方で、他のバラエティ番組に比べて制作費が高いんです。『みんなのどうぶつ園』はロケが中心で、どうしても制作費がかさみます。
番組は世帯視聴率9~10%、各局が重視するコア視聴率も4%中盤ほどと決して悪くはないんですが、同じ日テレの『世界の果てまでイッテQ!』や『ザ!鉄腕!DASH!!(鉄腕ダッシュ)』ほどは取れていない。そういった点で“コスパが悪い番組”という評価になっているといいます」(制作会社関係者)