■松本人志が落ち込む内村光良の楽屋を訪れ……

 動画の視聴者からは「松本人志さんの暖かさ、優しさに涙が出ました 暴露話も楽しいですが、また素敵な話も聞かせて下さい」「紳助さんもまっちゃんも更に大好きになりました」「駆けつけた松本さんの優しさ素敵やん」といったコメントが寄せられている。

 また、元雨上がり決死隊宮迫博之(51)も、松本の男気に感謝していたひとり。

 闇営業問題が取り沙汰された2019年7月、ロンブーの田村亮(50)とともに謝罪会見に臨んだ宮迫は、松本から連絡があったと明かし、「あんな恩義のある先輩の大事なアドバイスを……ちゃんと受け止められませんでした。すみません」と謝罪。

 松本に電話した際には、「休んでいる間、僕の出ている番組に“ノーギャラでも出たるから”と……。こんな最低なウソをついたヤツのために“ノーギャラでも出たる”と……。優しい言葉を、かけてくれていました」声を震わせながら語った。

 実際に、松本が他事務所のお笑いライブに“ノーギャラ”で出演したこともあった。

 2019年12月、バイきんぐ小峠英二(45)が所属する事務所の全芸人が参加するお笑いライブ「第13回SMAホープ大賞~決勝~」が行なわれたが、ここにゲスト審査員として松本がサプライズで登壇。観客のみならず出場していた芸人も驚愕した事件があった。

「小峠さんはダメ元でオファーしたそうですが、たまたまスケジュールが空いていた松本さんは快諾。もちろん、ノーギャラで出てくれたといいます。ほかにも、松本さんには落ち込んでいた内村光良さん(57)に寄り添った、というエピソードもあるんですよn」(前出のお笑い関係者)

 1993年6月、ウッチャンナンチャンの『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』(フジテレビ系)の収録中に出演者が亡くなる事故が起きてしまい、番組は打ち切りに。

 内村と南原清隆(57)は謝罪会見を行い、「(亡くなった)彼の分まで頑張っていきたい。残されたメンバーも僕らで役に立つことがあったら、また仕事をしたい」と涙ながらにコメントしていたが、2人は芸能界からの引退も考えたという。

「当時、内村さんは相当落ち込んでいたそうです。そんな内村さんが『笑っていいとも!』(フジテレビ系)出演のため楽屋にいたところ、松本さんが訪ねてきたそうです。ダウンタウンはこの前に、自ら『いいとも!』を降板し、“このスタジオには近寄らない”とまで公言していた。にもかかわらず、内村さんのピンチに、松本さんはわざわざ駆けつけたわけです。東谷さんが今回明かした紳助さんのエピソードにも通じるものがありますね」(前同)

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