西島秀俊
西島秀俊

 西島秀俊(50)主演で、謎が謎を呼ぶ展開で多くの人の注目を集めたドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ)の最終回が、3月13日に放送された。

「最終回の視聴率は世帯視聴率が12.4%(すべてビデオリサーチ調べ/関東地区)で、コア視聴率は7.1%。特にコア視聴率は極めて高い数字で、テレビ各局が重視している13歳~49歳までの若年層の厚い支持をつかんだということがわかります」(ワイドショー関係者)

 

※注 以下、ドラマ『真犯人フラグ』のネタバレを含みます。未見の方はご注意ください

 

 13日の最終回で明かされた犯人は田中哲司(56)演じる河村(週刊誌『週刊追求』の編集長、西島演じる主人公・相良凌介の旧友、大学の文芸サークルの同期)で、基本的に河村の独白ですべての謎の伏線を回収するという展開となった。

 宮沢りえ(49)演じる凌介の妻・真帆が11年前に不倫した相手である、深水元基(42)演じる林洋一を第11話で殺害した犯人も河村で、原菜乃華(18)演じる凌介の娘・光莉の恋人、佐野勇斗(23)演じる橘一星を脅迫していたのも河村だった。

 そして、真帆は河村によって殺害されており、防腐処理を施された真帆の遺体を前に、凌介へ抱いていた嫉妬心をあらわにする。ずっと小説家になりたかった河村は、凌介のあふれんばかりの文才が羨ましかったことが、すべての事件の動機だった、という説明だった。

 河村の独白は、いつのまにか忍び込んでいた柄本時生(32)演じるYouTuber・ぷろびんによって全世界に配信されており、河村はそこで逮捕される。真帆は亡くなってしまったが、凌介は光莉と息子の篤斗と幸せな日常を取り戻す、というのが最終回の大まかな流れだ。

 そして、この最終回に対して、視聴者からは多くの厳しい意見が飛んでいるのだ。

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