■『真犯人フラグ』考察コーナーが裏目に!?

 2クールにわたって放送された西島秀俊(50)主演の『真犯人フラグ』は3月14日に最終回を迎えた。

 しかし、ご都合主義とも言える展開に視聴者からは「最終回に詰め込みすぎ。これじゃ作品として入ってこない」「犯人探しは面白かったけど、結果的に伏線がちょっと大袈裟でやり過ぎ」といったコメントがネットにも寄せられている。

『スッキリ』では森圭介アナ(43)を中心に、出演者らが感想や今後の展開を予想する『真犯人フラグ』の考察コーナーを設けていた。

「加藤さんもノリノリで話したり、同ドラマのファンからは好評でしたが、そもそもの前提が『真犯人フラグ』を見ていないと楽しめない。これが『半沢直樹』(TBS系)ほどの社会現象になっていたドラマならいいと思いますが、そうでないならば自局のドラマ宣伝臭が全開になる。これも『めざまし8』に逆転された要因の1つなのかもしれません」(前出の制作会社関係者)

『めざまし8』はこの春から、より報道色を強めるという。制作会社ディレクターは話す。

「ウクライナへのロシア侵攻を受けてそう決まったわけではありません。以前から報道色を強める方針を打ち出していたようです。ただ、局内部からは“それって『とくダネ!』に戻すってこと?”と疑問を呈する声もあったそう。

 それが、不幸なことではありますが、ロシアの侵攻とタイミングが重なってしまい、視聴者の需要とマッチし、硬派にニュースを押し出していく姿勢の『めざまし8』の視聴率が上がってきているんです」

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