■「あれをまとめられんのは中居くんしかいない」
「１４年の『いいとも グランドフィナーレ』といえば、当初の進行台本を無視してさんま、ダウンタウン、とんねるず、爆笑問題、ナインティナイン、ウッチャンナンチャンらレジェンド級の芸人が全員ステージに上がり、生放送なので一歩間違えたら収拾がつかなくなる事態になりましたが、これを仕切ったのが中居でした」（前出の専門誌記者）
１４年の『週刊ポスト』（小学館）によると、は中嶋優一プロデューサーから「仕切れ！」というカンペが出ていたというが、中居は「整理しよう！」と繰り返し叫びながら、完璧に番組を仕切っていた。
同年に『ＨＥＹ！ＨＥＹ！ＨＥＹ！』（フジテレビ系）で「恐くて、訳分かんないし、みんな仕切れるのに、みんな好き勝手やってるし、さんまさんあっちいるし、憲武さんそっちいるし、こっちギスギスしてるし。どこ見ればいいのか分かんないんですもん」と振り返る中居だったが、「あれをまとめられんのは中居くんしかいない」と、松本は太鼓判を押していた。
「『いいとも』終了後も『まつもｔｏなかい』や『中居正広のただただ話すダーケ』（テレビ東京系）、そして今回の『笑いの正体』と、お笑い芸人たちを司会者として鮮やかに仕切る中居の評価は高まるばかりですね。今回は特番ですが、いずれＮＨＫでレギュラー番組を持つ日が来るかもしれませんね」（前同）
改めて伝わる中居の「お笑い人脈」のすさまじさ。そのうち、『いいとも グランドフィナーレ』レベルの豪華な仕切りが再来するかもしれないー－。
