■「人生において命がけで口説いたのは堀北真希と香取慎吾の二人だけ」

 当然ながら香取は激怒し、1か月の間口をきいてもらえなかったが、根負けした香取は山本を「親友」と認定。山本が堀北と結婚した際は『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)で「オレの山本耕史をよろしくお願いします!」と、祝福のメッセージを送ったり、山本も16年の『あさイチ』(NHK)で、「人生において命がけで口説いたのは堀北真希と香取慎吾の二人だけ」と話したりと、「相思相愛」となった。

 今回の『鎌倉殿』での発言にこのエピソードを思い出した視聴者は実に多く、

《「振られてからが勝負」堀北真希さんを射止めた、山本耕史師匠の御言葉である日本男子は全員音読すること》《山本耕史に「振られてからが勝負」と言わせるの、おもしろすぎる。振られ続けても諦めず、堀北真希を射止めた男…説得力ある〜》《男女の仲は振られてからが云々てゆーの、山本耕史まんまじゃん。嫁も香取慎吾も粘り強かったと聞く》

 という声であふれていた。

「山本といえば、『新選組』や『鎌倉殿』に限らず三谷作品の常連として知られています。『鎌倉殿』では源頼朝演じる大泉洋の代表バラエティ番組『水曜どうでしょう』(北海道テレビ)を思わせるネタを仕込んでいますし、山本にフラれてからが勝負……と言わせたのも、偶然ではないと思いますよ(笑)」(前同)

 ただし、あくまでもそのやり口は山本耕史限定で、しかもたまたまうまく行った、ということだけはお忘れないように……。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5