■二宮和也主演『カッペリーニ号』も大爆死

 木村は『BG』をはじめ、『グランメゾン東京』(TBS系)、2020年と2021年の新春ドラマスペシャルで放送された『教場』(フジテレビ系)など、40代後半を迎えても主演ドラマを成功に導いてきた実績がある。

「今年1月3日には、前年の木村さんの『教場』に代わって、二宮和也さん(38)が主演を務めた『潜水艦カッペリーニ号の冒険』が放送されました。しかし、世帯が4.8%と撃沈してしまったんです。『教場』は15%超、『教場2』も13%超でしたから、そこから8~10ポイントも落としてしまったことになる。

 相当、力を入れていたはずの二宮さんの『カッペリーニ号』が低調に終わってしまったこともあり、続編を匂わせる終わり方をした『教場』に期待する声も高まっています。今年の正月は、木村さんのスケジュールが難しく、制作が見送られたともささやかれていましたからね」(前出の制作会社関係者)

 木村は『未来への10カウント』のほか、2022年配信予定の大型海外ドラマ『THE SWARM』にも出演。また、東映創立70周年の記念映画『織田信長(仮)』で主演を務め、綾瀬はるか(37)と久々に共演することも報じられている。

「『THE SWARM』はイタリアやベルギーで撮影をしていましたから、拘束時間も長かったでしょう。加えて東映が社運を賭ける記念映画の主演ですから、昨年から現在に至るまでは相当な多忙を極めていたのは間違いなさそうです。ただ、下半期のスケジュールはまだ報道などでも出ていませんから、来年の正月に『教場3』が放送される可能性はあるでしょうね。

 そう考えると、嵐の松本さんの『となりのチカラ』、二宮さんの『カッペリーニ号』での視聴率での“やらかし”を元SMAPの木村さんが尻拭いする――ということにもなるのかもしれません。国民的アイドル・嵐の2人を前にしても、やはり圧倒的なカリスマとオーラを誇る大スター・木村さんには、後輩の不調を救うような大活躍を期待したいですよね」(前同)

 国民的グループ・嵐の躓きを、同じく国民的グループだった・SMAPの木村がカバーする!?

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