松岡修造
松岡修造

 4月4日、2021年度の全番組の年度視聴率が確定し、『報道ステーション』(テレビ朝日系)が平均視聴率で世帯12.0%、個人全体6.5%を獲得し、3年連続で同時間帯横並びトップとなった。

 2021年10月にNHKの『ニュースウォッチ9』でメインを張っていた大越健介氏(60)をMCに迎えて以降も『報ステ』は安定的な視聴率を誇り、世帯12~15%をキープ。

 3月には、大越氏自らウクライナ難民が押し寄せるポーランド国境地帯を訪れ、緊急取材を敢行して現地のリアルな状況や避難民の生の声を届けるなど、その取材姿勢が支持されている。

「ロシアによるウクライナ侵攻、新型コロナウイルス、たび重なる地震、加えて2月から3月にかけては北京オリンピック・パラリンピックがありましたから、視聴者も必然的にニュースを求めるような状況にあり、信頼と実績のある『報ステ』の視聴率は好調だったんでしょうね」(ワイドショー関係者)

 好調『報ステ』をけん引してきたのは大越氏1人ではない。元プロテニスプレーヤーでスポーツキャスターの松岡修造(54)も番組に大いに貢献しているだろう。

 松岡は2004年4月から18年にわたって『報ステ』に出演しているほか、同年開催のアテネオリンピックから今年開催の北京オリンピックまで、夏季冬季含めて10大会連続でテレビ朝日の五輪メインキャスターを務めてきた。

「複数のCMにも出演するなど絶好調の松岡ですが、テレビでは見せない苦労人の一面も持ち合わせています。そもそもテニスの道を選んだとき、生まれ育った由緒ある家と一時は縁を切ったほどですからね」(夕刊紙記者)

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