■インタビューで語っていた「蓬莱LOVE」

 2021年6月14日に『anan NEWS』(マガジンハウス)で公開された伊藤のインタビューでは、彼女の蓬莱氏への溺愛ぶりが炸裂している。

 伊藤はインタビューの中で、〈蓬莱さんの作品を何作か拝見していますが、人にはあえて言わない些細なことだけれど、自分にとってはたいしたことなんだよね、というようなところを丁寧に描いてくださっていて、観ていて救われる気持ちになることが多いんです〉と、今まで蓬莱氏の作品を観て感じたことを「観ていて救われる」と絶賛。

 さらには、〈どんなにカラッとしている人にも何かしら背負っているものはあるし、何も考えていないわけじゃない。そういう想像力を持てないのって、すごく怖いことだと思うんです。それを蓬莱さんの作品はちゃんと教えてくれるから好きですし、そんな蓬莱さんから生まれた言葉を自分の口から出せることが嬉しいです〉と、蓬莱氏の作品をベタ褒めしており、伊藤自身が『首切り王子と愚かな女』に出演できたことの嬉しさを語っていた。

「これは6月15日に『首切り王子と愚かな女』の初日の幕が上がる前にアップされたインタビューだったんですが、伊藤さんは蓬莱さんのことを本当に慕っているんだな、彼の作品が好きで尊敬しているんだなと感じるものでした。“蓬莱さんから生まれた言葉を自分の口から出せることが嬉しい”という言葉はなかなか出るものではないですよね。

 そしてさらに、公演のパンフレットには、伊藤さんが蓬莱さんに対して、“尊敬以上の感情を持っているのでは”と思わせる発言もあったんです」(前出の女性誌編集者)

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