■「この俺と話してるのにお前は自分の男との電話に出るのかーーー!!」

 鈴木は当時のA監督について、

《そのうちに以前付き合っていた?という女優の名前を出し、自分の元を去っていった女優がいかに売れたのは自分の功績だと言う事を語り出した。語り口の威勢はいいが誰の目から見ても明らかに未練しかないのに、本人がそれにまったく気づいていない様子に呆れた》

 と回想。それを止めずに、むしろ《こんな俺たちに逆らうとはなんたる女優か》という風に鈴木に対しての怒りを隠さなかったプロデューサーについても、苦言を呈していた。

「このプロデューサーというのも、4月14日号の『週刊文春』(文藝春秋)で《会食先のトイレで性的な写真を取るよう強要された》《性行為を断るとキャスティングを降板させた》などと報じられた当人である可能性があります」(前出の専門誌記者)

 その後も、当時の彼氏との電話に鈴木が出ると「この俺と話してるのにお前は自分の男との電話に出るのかーーー!!」と激昂したあげく、最終的には「出てけ。お前みたいな女優は二度と顔見せんな」と言い放ったという。

《なんだあいつら。そっか、最初にマウント取りたかったんだろね。そんなに屈服させたかったんだ。俺らをチヤホヤしない生意気な女優をけちょんけちょんに貶めたかったんだな。誰があんたらに屈服や、ましてや崇拝なんかするかってのー。

「ナメんじゃねーぞ。」

と言い捨ててその場を去った》

 ということなので、鈴木はその後A監督の作品には出ていないと思われる。

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