「昨年４月に満を持して始まった『新しいカギ』（フジテレビ系）ですが、ついに最後通告を突きつけられたそうです」
そう話すのはお笑いプロ関係者。
チョコレートプラネット、霜降り明星、ハナコという若年層から絶大な支持を集める人気お笑い芸人たちがメインキャストを務めるお笑いバラエティ番組『新しいカギ』。
２０２１年１月に放送されたパイロット版が好評で、同年４月より金曜２０時台の枠でレギュラー化。同１０月からは『オレたちひょうきん族』や『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば！』、『めちゃ×２イケてるッ！（めちゃイケ）』と、伝説的な大人気お笑い番組が放送されていた土曜２０時台のフジテレビの看板枠に移動して、現在まで放送が続いている。
「ただ、スタートから視聴率は振るっていません。金曜２０時というゴールデン帯に放送されていたときの世帯視聴率は４～５％ほどでした。裏の『マツコ＆有吉かりそめ天国』（テレビ朝日系）や『沸騰ワード１０』（日本テレビ系）が１０％ほどですから、半分ほどしか取れていなかったんです。土曜２０時台に移動した際には“敵前逃亡”とも言われましたが、フジ伝統の“土８枠”に移動してからも４～５％ほどを推移。そして、４月９日が良くなかったんです。
同日の視聴率は世帯４.１％（すべてビデオリサーチ調べ、関東地区）、テレビ各局が重視する１３～４９歳のコア視聴率が３.０％でした」（前同）
伝統の“土８枠”で結果を出すことができず、フジテレビ局内で『新しいカギ』は問題視されているという。
「フジテレビのゴールデンには『新しいカギ』より視聴率が良くない番組もあります。ただ同番組はセットなども豪華で、大きな予算がかかっていますからね。スタートから１年、ついに“もう上がり目がない”と判断されたということでしょうね。
フジ上層部の堪忍袋の緒もいよいよ切れかかっているようで、次の放送、４月１６日の放送の数字が悪かったら番組が終了することが決定しているといいます」（同）
