■お笑い第７世代に吹く「大逆風」
窮地にあるという『新しいカギ』に出演している芸人たちには、今、逆風が吹いている。
霜降り明星が出演していた『オトラクション』が２月２２日に最終回を迎えたほか、霜降り明星、ミキ、ＥＸＩＴの３組がＭＣを務めた『霜降りミキＸＩＴ』（ともにＴＢＳ系）、ＥＸＩＴの冠番組の『イグナッツ!!』（テレビ朝日系）が３月で終了するなど、「お笑い第７世代」がメインの番組が、この春の改編期に次々と打ち切られている。
「ブームが終焉を迎えたとも言えますし、“第７世代がメインを張るのはまだ早い”と視聴者やテレビマンに見限られたということなのかもしれません。いずれにせよ、数字がついてこなかったから終了するわけです。『新しいカギ』はその第７世代の代表格が集結している番組の筆頭です。その番組も終わるとき、第７世代ブームも完全に終わることになるのではないでしょうか。
４月１６日は『キングオブコントの会』のような強力な裏番組はありません。さらに、同日の『新しいカギ』には今、人気沸騰中のジャニーズグループ・なにわ男子が出演するといいます。この日の放送で視聴率が取れなければいつ取るんだという感じでしょうね。しかし、４月１６日が良かったとしても、今後の放送で致命的な数字を記録してしまったら、そのときは“打ち切り決定”となってしまうのではないでしょうか……」（前出のお笑いプロ関係者）
『新しいカギ』は４月１６日の放送で良い結果を残せるのだろうか、それとも――。
