今回の“あなたに会いたい”は、『おっさんレンタル』の創業者である、西本貴信さんです。おっさんレンタルとは、その名の通り、おじさんをレンタルできるというサービス。需要があるの? と思いがちですが、意外や意外。サービス開始から今年で10周年を迎えるほど、利用者が後を絶たないんです。しかも、お客さんの9割が女性なんだとか。さっそく、お話を聞いてみました!
■「おっさん」の海外の評価は?
ゆま「始めまして! 私、けっこう前から『おっさんレンタル』のことは、ネットニュースとかで読んで知ってはいたんですが、もう10年も続けていらっしゃるんですね」
西本「はい。自分もまさか、こんなに長く続くとは思っていなかったです」
ゆま「とにかく、ネーミングがスゴイですよね。『おっさんレンタル』って(笑)。オジサンではなく、“おっさん”と呼んじゃうところも、潔くて、かっこいいです!」
西本「アハハ。僕は関西人なので“おっさん”のほうが、しっくりくるんです。そもそも“おっさん”という響きって、おもろいでしょ」
ゆま「アハハ。世の中には“おっさん”と呼ばれることを嫌がる男性も多いと思うんですが、自分から“おっさん”と言っちゃうなんて、そこがまたステキです」
西本「ありがとうございます。ちなみに、日本のおっさんって、海外でどう評価されているか、ご存じですか?」
ゆま「いえ……どんなふうに、見られているんですか?」
西本「世界で一番、威厳がなくて、世界で一番、家族からバカにされているのが、日本のおっさんなんですよ(笑)」
ゆま「ええ~!?」
西本「日本の総理大臣経験者を見ても、一目瞭然ですよね。誰とは言いませんが、いつもヘラヘラしていて、どこかショボくれている(笑)。威厳なんてものは、もう皆無です」
ゆま「た、確かに、そうかも(笑)」
西本「うちの『おっさんレンタル』も、そういう感じのおっさんばかりです。定年退職したけど、家に居場所がなくて、昼間からずっと図書館にいるような(笑)」