■「“自分たち”も誰かにとってそういう風に見えてたり」

 長瀬は木村と滝沢が会話しているのを「側面から聞くのがめちゃくちゃ好き」と明かし、2人が「コウくん」「シンちゃん」と呼び合っていることに、

「この関係性がめちゃくちゃすてきだなって。大人になっても、なんか“自分たち”も誰かにとってそういう風に見えてたり、と思うことはすごくあるっすよね」

 と語っていたのだ。長瀬の「自分たち」というのは、長らく日テレ『鉄腕ダッシュ』で苦楽を共にしたTOKIOを指しているのではないだろうか。

 また、音楽をめぐるアナログからデジタル環境の変化について、「中学くらいからお仕事させてもらってたんで」とジャニーズ時代を思わせる発言をし、「デジタルになる前のアナログも経験してる」「マルチトラックのレコーディングも経験してる」と、話していた。

 さらに楽器の演奏について踏み込んだ話になり、

「“うまくなる”ところに僕は向いてないんだな」「ギターだけは仕事じゃない頭でできた」「人と同じような音を出してやることじゃないんだな」「気づいたら木材だとか、電源のケーブルとか、そういうところまで、細かい音の良し悪しまで追求してきてしまった」

 と、自分にとって特にメインの楽器であるギターについて熱く語っていた。

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