■朝ドラで大きく成長したが…

 その後、広瀬は17年の朝のNHK連続テレビ小説わろてんか』に「この朝ドラで頑張ってダメだったら辞めよう」と女芸人役で出演。その際、

「何も犠牲にせずにずっと生きてるのはもちろんそれはすごく楽だし楽しいしいいと思うんですけど、何も得られないなと思って。ずっと“あなたが変わらないと何も変わらないからね”って私は言い続けられてたのでやっとそれがたぶん動けたのかなっていうのは。

 そこからお仕事への姿勢も変わったしもっともっと意欲が増してきて。自分の中である意味壁だったなと思いました」

「たぶん自分が動かなかったら何も変わらないね私って思ったんですよ。

 で、自分の人生で……何年生きるか分かんないですけど、半年ぐらいだったら犠牲にしてもいいやって思っちゃったんですよね。辞めてもいいって……。究極ですよね」

と、番組への覚悟を語っていた。

「実際に、広瀬さんのその後の活躍ぶりは素晴らしいし“壁を乗り越えた”といういい話ではあるんですが、自分を追い込みがちな性格であることが、ひしひしと伝わってきます。また、現在放送中の主演ドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』についても発言していました」(前出の専門誌記者)

 広瀬は和久井の「(自分の出演作は)見なきゃいけないなと思いながらものすごい見るのは怖い」という意見に「分かります」と賛同しながらも、「連ドラとかだったら1~2話はちゃんと見ます」と言い、両手で顔をふさいで指の隙間からチラ見している、というジェスチャーをしていた。

 4月スタートの『恋マジ』は、広瀬にとって初の本格的な恋愛ドラマだが、やはり「恥ずかしい」と思いながら見ているという。

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