■「頼りになるんだよね、田中は」
たとえば、テレビ東京の『ゴッドタン』を仕切る佐久間宣行元テレ東プロデューサー（４６）と『アメトーーク！』などでおなじみのテレビ朝日の加地倫三プロデューサー（５３）は、１９年に『オールナイトニッポンＺＥＲＯ』（ニッポン放送）での対談で、過去に行った「２０分ずつ時間をあげるから“千原ジュニアを使って好きなことをやっていいよ”」というライブでの出来事を回想。
佐久間：ジュニアさんはオープニングトークで結構な鉄板トークをしているのに、クスクス笑いくらいで。舞台裏に来たジュニアさんが血相を変えて『今日の客、重いで』って。
加地：重かった。その打ち上げでジュニアが『今日の客、重かったわー』ってずっと言っていた（笑）
佐久間：なかなかウケないから、ライブが延びて地獄の空気だったんですけど、加地さんがゲストにアンガールズの田中を入れていた。地獄の空気の中、田中が楽屋から赤いパンツ1枚で出て来て、僕が『頼むぞ、田中』って言ったら、『何とかして来ます』って言ってステージに向かったアンガールズ田中のかっこよさ！
加地：男前！
佐久間：しかも爆笑をとった！ だから、田中は凄いな～って。
加地：あそこで空気が変わったもんね。やっぱ田中は凄い。
佐久間：あの時ほど、みんなで田中を褒めた夜はない（笑） 頼りになるんだよね、田中は
と話している。
「現在のバラエティのトッププロデューサー２人が、口をそろえて田中さんを讃えているわけですからね。いまや、田中さんは麒麟の川島明さん（４３）と並び、同業者からの圧倒的な信頼を勝ち得ているわけです。
川島さんも、２０年１２月の『オールナイトニッポン』で、加地プロデューサーが“川島、見つかっちゃったね”“もうすぐ、気軽に使えないね”と話していたことを佐久間プロデューサーが話していました。田中さんには地力はあるし、川島さんの『ラヴィット！』（ＴＢＳ系）のようになれるポテンシャルは十分にあるんですよ」（専門誌記者）
