■田中は手ごたえを感じている

 川島をMCとして21年3月にスタートした『ラヴィット!』は、朝の情報番組でありながら「ニュースも時事ネタも絶対に扱わない」という異例のスタイルが当初受け入れられず、低空飛行が続いていた。

 しかし、そこで諦めて路線変更をすることなく、『ラヴィット!』はむしろお笑い色を強めていた結果、「朝の大喜利番組」として独自の地位を確立。いまや毎日のようにツイッタートレンド入りを果たしたり、朝番組では異例の『TVer』での見逃し配信が行われるなど、人気番組となった。

 今回の収録について田中は、

《すごい面白かったです。こんなに最初から満足いく内容の収録になると思ってなくて、2日間に分けて10時間以上回したんですけど、それが3時間(の放送)になるんですよ。だから、十分な内容になってると思います。普通こんだけ収録が長いと、「眠いな」とか「集中力落ちてきたな」とかあるんですけど、そんなのが一切ないくらい楽しかったですね。》

 と手ごたえを語り、“生徒”についても「いきなり初回からぶっ飛ばしてる」「しっかり爪痕残してるな」「“暴走機関車”ですね」と一人一人丁寧に感想を話す“教師”らしいコメントを、24日に『マイナビニュース』のインタビューで残している。

 どうしても新番組はなじむまで時間がかかるもの。『タナカ先生』も、『ラヴィット!』と同じ道をたどれることを願うー-。

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