■『未来への10カウント』は“ザ・キムタクドラマ”

『未来への10カウント』と同じ「木曜ドラマ」枠で、松本潤(38)が主演を務めた前クール、1月から放送された『となりのチカラ』は、3月31日の最終回が世帯9.5%と2桁に届かず、不発に終わってしまったという見方をする人も少なくない。

 そのため、ジャニーズ事務所の先輩の木村が『未来への10カウント』で、松本の『となりのチカラ』の失敗の“尻拭い”をすることになる、という報道も一部ではあった。

「ただ、『となりのチカラ』の最終回のコア視聴率は2.6%でしたからね。現状、『未来への10カウント』はその数字を下回っているんです。木村さんサイドも“後輩の尻拭い”なんて言っていられないような状況なんです。

 木村さんは、今年の11月で50歳を迎えます。今の小学生はSMAP時代を知らないでしょうし、“天下のキムタク”といえどアラフィフになった今、コア層への訴求力は持ち合わせていないのかもしれません。ただ、テレビ関係者は今やコア視聴率しか見ていませんからね……」(前出の制作会社関係者)

 かつて、木村自身が「何をやってもキムタク」と言われると告白したことがあったが、『未来への10カウント』を見た視聴者からも「相変わらず何をやってもキムタク」といったコメントが寄せられている。

「今回も“ザ・キムタクドラマ”と言われてしまっています。“キムタクの声がこもっていてセリフが聞きづらい”や、ボクシングが主題のドラマにもかかわらず“パンチの打ち方下手だな”といった厳しい声も上がっています。

 木村さんの役どころは、妻を亡くしてやる気も失い、ピザのデリバリーのアルバイトで食いつないでいる落ちぶれた元ボクサーというものですが、相変わらず所作やセリフを言う感じはカッコよくて、たしかにこれまで同様に“キムタク”ですよね」(女性誌編集者)

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