■相葉雅紀が「今の時代じゃないね」と漏らす場面も
低空飛行の番組をどうにか盛り上げたいからだろう、ここ最近の『VS魂』では過激な企画も多く、1月20日の放送回では大量の火薬を使った爆破ロケが行なわれ、相葉が「今の時代じゃないね」と嘆く場面もあった。
「出演者とスタッフのすれ違いや連携ミスなども重なり、レギュラー陣がやる気を失っている、なんてことも考えられます。そういった意味でも『VS魂』は瀬戸際にあると言えるでしょう。
今回の『VS魂 グラデーション』では、これまでの大規模なセットを使ったゲームやロケでのバトルではなく、スタジオでの心理戦やクイズのようなゲームが中心になるようです。それも、もしかしたらスポンサーが降りることを考慮して、制作費がかからないような構成にした結果なのかもしれません。
不可解なリニューアルの時期、視聴率の深刻低迷、レギュラー陣からの不満など、不穏なことが相次いでいる『VS魂』ですが、レギュラー陣に加えてスタッフサイドにも焦りやあきらめが出てきてしまっている可能性もありそうです。
そして相葉さんを始め、番組にレギュラー出演するジャニーズの人気タレントたちも、超低視聴率の番組に出続けることはキャリアの面でもマイナスになってしまいます。そういう意味でも、番組としては今回のリニューアルが、最後の勝負になるのでしょうね」(前出の制作会社関係者)
年内の終了の可能性が浮上しきたという『VS魂』。キャプテンの相葉は、“5人の戻る場所”、“嵐枠”で放送されている同番組を守り続けることはできるのだろうか――。