■YouTubeのダークヒーローが意気消沈

「被害者を晒すことしか戦う道がない」とまで語っていた東谷氏だが、“反対”を強く訴える視聴者へは「だったら対案を出してほしい」とキレながら呼びかける場面もあった。

「そこにもツッコミのコメントが上がっていましたね。東谷氏としては今回、自分を追い詰めようとする警察のやり方、悪事を暴こうと意気込んでいたわけです。そして、高橋弁護士も警察のやり方はおかしいとは考えていた。しかし、被害者をさらすのはやはり違いますよね。本当に連絡が届いていない人もいるだろうし、東谷氏に詐欺に遭って精神的なダメージを負って、どうしても連絡したくないという人もいるでしょう。いずれにせよ、その方たちは、東谷氏が行なった詐欺行為の被害者たちですからね」(前出の夕刊紙記者)

 高橋弁護士も5月2日深夜0時8分にツイッターを更新し、「『被害者の方々とのやりとりを晒す』というお話については東谷さんの悔しさ等から出た発言だとは思います しかし 依頼を受けている代理人として そして一法律家として 絶対にやらないようお話しさせていただきますし 示談強要となるような言動も致しません」と綴っている。

「YouTubeのダークヒーローになった東谷氏が芸能プロダクションや警察の悪事を暴こうとしていたつもりが、それを熱心なファンに否定されてしまい“あれっ? 俺の思っていた展開と違うぞ……”となったのではないでしょうか。

 1回目のライブ配信は10万人以上が視聴していたものの、2回目はガクンと減ってしまいました。1回目がグダグダの配信だったからというのもあったのでしょうが、被害者を晒すという東谷氏の宣言に視聴者が引いてしまったと考えられます。そういったことにも東谷氏はショックを受けたんでしょうね」(前同)

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