２０１６年１２月に最終回を迎えたＳＭＡＰの冠番組『ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ（スマスマ）』（フジテレビ系）の関係者へのインタビューがここ最近、立て続けにメディアを賑わせている。
『スマスマ』の構成作家陣の中心にいた鈴木おさむ氏（４９）は、フリーディレクターの三谷三四郎氏による人気ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル『街録ｃｈ～あなたの人生、教えてください～』に４月１９日までにアップされた動画に出演。
２０１６年１月に『スマスマ』の緊急生放送で５人が謝罪した際の思い、同年１２月の番組最終回の演出などを赤裸々に語った。
また、４月３０日配信の『マイナビニュース』には『ＭＵＳＩＣ ＦＡＩＲ』や『ＦＮＳ歌謡祭』（ともにフジテレビ系）の演出を担当する共同テレビの松永健太郎氏のインタビューが掲載されている。
松永氏が最初に担当した番組が『スマスマ』で、主にＳＭＡＰとゲストのアーティストがパフォーマンスを披露する「歌コーナー」を１人でけん引してきたという。
ＡＤを経てディレクターとして最初に担当したのが忌野清志郎さん（享年５８）の出演回で、パフォーマンス後のトークで「ＳＭＡＰの皆さんが清志郎さんに“今日は健太郎のデビュー作なんですよ”と話してくれたのは、うれしくてすごく覚えています」と振り返った。
また、番組の歌コーナーにはレディー・ガガ（３６）、ジャスティン・ビーバー（２８）、アリアナ・グランデ（２８）、テイラー・スウィフト（３２）、マイケル・ジャクソンさん（享年５０）など、世界的アーティストも出演。このときの経験が今につながっていると松岡氏は語った。
『スマスマ』の最終回ではＳＭＡＰの５人が『世界に一つだけの花』を披露。
曲のクライマックスで中居正広（４９）が右手で５本の指を折ってから「バイバイ」と振る仕草をしたことについて、松永氏は「まさかあの動きをされるとは思ってなかったんですけど、いつも、最後に手をギュッとするのがいいなと思っていたので、そのアップを撮ったんです。だからあれを見て、また何とも言えない気持ちになりましたね」と当時の心境を明かした。
「松永氏にしてもそうですが、ＳＭＡＰの５人にとっても『スマスマ』は特別な番組だったことは間違いありません。中居さんの最終回での仕草もカッコよすぎますよね。そんな伝説的番組の知られざる裏話が、ＳＭＡＰ解散から丸５年が経ち、関係者の口から明かされ始めたんです」（女性誌編集者）
