■中居正広の一丁目一番地『金スマ』は完全にオワコン化

 前出の制作会社関係者が続ける。

「木村さんだけではありません。中居さんも厳しい状況に直面しています。放送開始から22年目に突入した『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)の視聴率が、まったく振るっていませんからね。4月29日の視聴率は世帯が6.0%、コアは1.4%とゴールデンの番組としては絶望的な数字です」

 同日、日本テレビ系で放送された1989年公開の映画『魔女の宅急便』のコア視聴率は7.7%を記録。『金スマ』は地上波では16回目の放送となる『魔女の宅急便』の約5分の1以下の視聴率しか取れなかったのだ。

「ジブリの超人気作と比べるのは酷ですが、もう20年以上続く『金スマ』のオワコン化は明白で、“上がり目はもはやない”とまで言われています。

『スマスマ』関係者からの証言でわかるように、たしかにSMAPは伝説的なグループで、その人気と影響力は凄まじいものがあったのは間違いありません。それでもグループが解散して5年以上が経ちますから、たとえば今の小学生にはその偉大さはなかなか理解されないでしょう。

 また、木村さんも中居さんも今年50歳を迎えます。2人がコア視聴率が取れないことも、ここにきてあらためて明らかになったのかもしれないですね」(前同)

 国民的グループ・SMAPの木村と中居も、テレビ各局の“コア視聴率偏重”に悪戦苦闘を強いられているようだ。スーパースター2人の逆襲は果たして!?

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