■トレンドは“アプリ連動型”

「生活圏内にある飲食店のアプリは、ひとまず登録。そして、最新情報が受け取れる“プッシュ通知”の設定をしておきましょう。すると、自動的に、お得な割引情報やクーポンがスマホへ送られてきます」

 スマホアプリは、特定日のサービスと連動するケースもある。その代表格は、焼肉レストラン『あみやき亭』や『スエヒロ館』など、グループ内9つのチェーン店で使える『あみやき亭公式アプリ』だ。

「アプリ会員になると、会計時にポイントが付与されますが、毎月9のつく日は、そのポイントが3倍になるんです。1ポイント1円で使えますから、利用すればするほど節約になります」(前出の情報誌ライター)

 また、来店時にもらえるスタンプの数に応じて、割引が受けられるサービスもある。かつては、紙のカードにスタンプを押すのが主流だったが、現在は続々とアプリへと移行している。

「ラーメンチェーン『一風堂』では、かつてのスタンプサービスである『バリカード』をアプリ化しています。初回登録だけで替玉無料券がもらえますし、食べたラーメンの杯数に応じて、お得なクーポンがプレゼントされます」(前同)

 さらに一風堂は、毎月11日にはスタンプが2倍になるという特定日サービスまであるから、うれしい。

●電子マネーでポイントを

 さらなる節約を考えるなら、会計時もひと工夫。現金払いではなく、電子マネーでポイント付与を狙おう。

「『オリジン弁当』は、毎月5のつく日に、電子マネー『WAONカード』を利用すると、ポイント付与が5倍になります。ポイントは、イオン系列スーパーでも使えますから、使い勝手も抜群です」(同)

 同様に、飲食チェーンが展開するプリペイドカードでも、特定日にチャージしたり使用したりすることで恩恵を受けられるキャンペーンが多く存在する。『モスバーガー』の「モスカード」、『サブウェイ』の「サブクラブカード」などがそうだ。

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