「嵐の相葉雅紀さん(39)にささやかれてきた“俳優業転身”が、いよいよ現実味を帯びてきているとテレビ関係者の間ではもっぱらです」
そう話すのは制作会社ディレクター。
嵐の活動休止後、相葉はバラエティ番組を中心にMC業を主軸にしていくと報じられていた。その報道通り、『VS魂』(フジテレビ系)、『I LOVE みんなのどうぶつ園』(日本テレビ系)、『相葉マナブ』(テレビ朝日系)などのバラエティ番組のほか、『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)など、MC仕事をメインに活動に邁進している。
「ただ、今その相葉さんの“屋台骨”が揺らいでいるんです。『VS魂』はスタート時から現在に至るまで視聴率が低迷していて、リニューアルを繰り返してきました」(前同)
『VS嵐』を引き継ぎ、相葉がキャプテンを務める『VS魂』は、4月28日の放送から『VS魂 グラデーション』として新たなスタートを切った。
これまでの『VS魂』ではチャレンジ企画をメインにしていたが、『グラデーション』からは並べ替えのゲームバトルへと大幅にリニューアル。4月28日の初回は2時間SPで放送されたものの、たんたんと並べ替えゲームが続いたこともあってか、視聴者からは「全員参加の対戦ゲームになったのは良かったけど、ずっと並べ替えはつまらないな~~」「リニューアルでこのつまらなさはつらい……」といった不満の声が相次いで上がってしまった。
「4月後半という中途半端な時期にリニューアルしたのも、フジテレビ上層部から急きょの対応を迫られたからなのかもしれません。というのも、『VS魂』は、このリニューアルで結果を出せなければ打ち切りという“最後通告”がフジサイドから出ているといますからね。
ただ、リニューアル一発目もグダグダの内容となってしまいましたし、視聴率も前週から跳ね上がることはありませんでした」(同)