元ＡＫＢ４８でタレントの板野友美（３０）が５月９日に、自身がディレクションを務めるブランド『Ｒｏｓｙ ｌｕｃｅ』のスターティングイベントを行った。板野は、２０２１年１月に１０年来の知人と同ブランドを立ち上げ、今年２月に大手アパレル企業の傘下として、株式会社Ｒｏｓｙ ｌｕｃｅ ｃｏ．を設立。同社の代表取締役として、会社経営に乗り出したことになる。
同時期には、元ＡＫＢ４８同期でタレントの小嶋陽菜（３４）が、２０１８年に立ち上げ、自身でプロデュースを手掛けるブランド『Ｈｅｒ ｌｉｐ ｔｏ』の運営会社である株式会社ｈｅａｒｔ ｒｅｌａｔｉｏｎの代表取締役ＣＣＯに就任。昨年の売上は、創業時の１０倍まで成長し、今や経済誌のウェブサイトにインタビューが掲載されるなど、好業績をキープしている。
また、同じく元ＡＫＢ４８同期で、タレントの川崎希（３４）は、ＡＫＢ４８卒業翌日の２００９年に株式会社アンティミンスを設立。ブランド『ＡＮＴＩＭＩＮＳＳ』を立ち上げて、現在では年商２億円企業にまで成長している。
「アパレル業界は、コロナ禍で以前にも増して厳しい状況に。そんな中、小嶋さんは百貨店等を通さずに直接消費者へ販売する手法と、戦略的な販促手法、そして優秀なスタッフに支えられていることで成功しました。
川崎さんは、アイドル時代から“経営者”を目指して、独学で経営を学び、自力で工場をまわるなどしながら、資本金４０万円で会社を創業。努力の末にブランドを主な収入源としながら、ブログ収入や株式投資など実業家として成功しています。板野さんの会社も、大手アパレルブランドの傘下なので、大コケする心配はないと思いますが、今後の経営の仕方と周りのスタッフによっては、明暗が分かれると思いますね」（経済誌記者）
