■女優業と会社経営の両立を成功させるカギは?

 また、2020年4月3日に個人事務所を設立した女優の米倉涼子(46)は、当時、マネージャーがおらず、裏方業務を全て一人でこなしていたという。現在は、デスクやマネージャー業務を担当してくれるスタッフがいるが、2022年1月5日に放送された『TOKIOカケル2022新春SP』(フジテレビ系)に出演した際、経理関係を自分自身で行っているとし、「私こんなにもらっていいの?ってなったりするときもあれば、え!?これ社員どうしようと思う月もある」と明かしていた。

「米倉さんは、もともと業界内でもトップクラスのギャラを稼いでいる方なので、前事務所から独立後の会社への収益はアップしていると思いますが、経費等を考えると、自身の取り分は僅かなのかも知れません」(前同)

 同じく、女優の満島ひかり(36)は、2018年3月に前事務所から独立し、フリーランスで活動を開始。中学時代の同級生とともに、事務所を立ち上げてからしばらくの間は、自身のマネージャー業も兼務。

2022年1月7日に放送されたトーク番組『A-Studio+』(TBS系)へ出演した際、「好きだったんですけど事務仕事も。役者できなくなりますよね」と話している。現在も経理業務をこなしており、「(ギャラを)これくらい貰って、(経費が)これくらい出て、税金これくらい。なるほど~って」と、自身がお金の動きに面白さを感じているようだ。

 現役の女性タレントが、自身の活動と両立しながら社長として会社経営を成功させるためには、優秀なスタッフがいるかどうか次第。はたして新米社長の板野は、成功を手にすることができるか?

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