柴咲コウが経営する会社が5期連続赤字のピンチ

 この3人は、元人気アイドルということもあり、熱烈なファンに支えられている部分もあるようだが、有名人だからといって、必ずしも成功するとは限らない。

 4月24日の『日刊ゲンダイ』では、女優の柴咲コウ(40)が前事務所から独立後、2016年に立ち上げたレトロワグラース株式会社が、5期連続赤字に陥っていることを報じている。同社では、柴咲のファンクラブ事業、音楽事業のほか、地球環境に配慮したアパレル事業、セレクトショップ事業などのビジネスを展開してきたが、コロナ禍もあって経営は不調。2018年12月期は約7060万円の赤字、2019年同月期は約1億1038万円の赤字、最新の2020年同月期も約6806万円の赤字とのこと。

「扱っているアパレル製品や食料品の原材料に、かなり細かいこだわりがあるようです。原価を少し下げれば手を出しやすい価格にすることもできるのでしょうが、品質を妥協することはなく、良い素材で製造するため、結果、高額になって商品があまり売れていないといいます」(前同)

 さらに、柴咲自身に悪意はなくても、自身のキャラクター性格が、状況を悪化させる要因になっている可能性もあるという。

「部下がミスをしてしまった際には、決して声を張り上げて怒りはしないのですが、静かな怒りを浮かべる感じで、“なんでこれはこうなっちゃったんですか?”と追及し、じっくり説明させて、自分が完璧に納得するまで絶対に許してくれない。そのせいか、すぐにスタッフが辞めてしまうらしく、担当者の入れ替わりが激しいみたいですね」(テレビ制作関係者)

 現状、会社としてはピンチな状況ではあるが、女優としては好調な柴咲以外にも、新たに3名のタレントを加えて、同社ではエンタメ事業に力を入れていくという。

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