■立川志の輔“激怒”のなか『ガッテン!』は打ち切り

 今年の1月26日に、落語家・立川志の輔(67)が司会を務める『ガッテン!』が、翌週の2月2日で最終回を迎え、番組が終了することが発表された。

「リニューアル前の『ためしてガッテン』から数えると25年以上も続いた長寿番組で、長年NHKに貢献してきた『ガッテン!』ですが、あまりにも急な幕引きでしたよね。

 司会を務める志の輔師匠に打ち切りが告げられたのも、昨年11月のこと。しかも、NHK側から一方的に“打ち切りはもう決まったことなので”と告げられたとのこと。志の輔師匠はこうしたやり方に納得がいっておらず、怒り心頭だったといいます」(前出の夕刊紙デスク)

『文藝春秋』6月号に掲載されたNHK職員有志一同によるリポートでは、『NHK紅白歌合戦』も打ち切りの方向で進んでいるということが明かされていたが、5月12日、前田会長はNHK定例会見で「私が“紅白をやめる”とか”打ち切る”と言ったことは一度もありませんし、指示したこともございません」とキッパリ否定していた。

「大改革の“首謀者”と目された前田会長がマスコミの前で打ち切りを否定した以上、今年の『紅白』は行なわれるでしょう。

 ただ、2021年の『紅白』では、前田会長が指示していたと報じられたように紅白に分かれた形式は廃止されており、現場が苦肉の策として『カラフル紅白』を打ち出すなどしていました。2022年の大晦日、『紅白』は放送されるのでしょうが、前田会長はさらなる変革を推し進めるつもりでしょう。最悪の場合は、演歌勢の“総切り”があるかもしれません」(前同)

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