出川哲朗「キス芸」「爆破」「低周波葬儀」“最高の盟友”上島竜兵「突然の逝去」で懸念される『イッテQ』への重大影響の画像
上島竜兵、出川哲朗

 5月11日に急逝したダチョウ倶楽部上島竜兵さん(享年61)。

 14日には密葬が行われたが、報道陣に対して、ダチョウ倶楽部のリーダー・肥後克広(59)は、車の窓を下げて「ありがとうございました」と一礼。その後、肥後と寺門ジモン(59)はそれぞれ、所属事務所を通じてコメントを発表した。

 肥後は、

〈全国のダチョウ倶楽部ファンの皆様、今回は、このような事になってしまい、申し訳ありませんでした。仕事関係者の皆様申し訳ありませんでした。何をやっても笑いを取る天才芸人上島が最後に誰も1ミリも笑えない、しくじりをしました。

 でも、それが上島の芸風です。皆で突っ込んで下さい。「それ違うだろ!」「ヘタクソ!」「笑えないんだよっ!」と地面を蹴って下さい。上島は天国でジャンプします。皆様もジャンプして下さい。そして、上島の分、3倍笑って下さい。皆にツッコまれる、それが上島の芸風です。

 ダチョウ倶楽部は解散しません。二人で、純烈のオーディションを受けます。ヤーッ!

 どんな悲しい事があっても、みんなでクルリンッパ!

 ダチョウ倶楽部 肥後克広〉

 と、芸人の真骨頂ともいうべきコメントを出した。

 上島さんの盟友だった出川哲朗(58)も、11日に所属事務所を通じてコメントを発表。

「無念です。まだまだ竜さんとケンカしてチューしたかったです。最高のライバルであり最高の友でした」(出川哲朗)

「ケンカしてチュー」とは、上島さんの鉄板ネタ「キス芸」のことを指す。共演者と口論してケンカしながらお互いに近づき、絶妙なタイミングでキスをして和解する、というネタ。出川も過去に何度も上島さんとのカラミのなかで、この芸を披露してきた。

「出川さんは、89~96年に放送していた『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』(日本テレビ系)で共演して以来、同じリアクション芸人として公私ともに仲がよく、13年には有吉弘行さんが所属していることで有名な“竜兵会”と出川さんの“デガワテツローズ”で野球対決をしたこともありました。最近では、21年放送の『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京系)でも“キス芸”を見せたしたばかりでしたね」(女性誌記者)

 21年6月26日放送回『初夏の“能登半島”ズズッと縦断155キロ!』(17年放送回の再編集版)では「最初に言っときますけど、番組のルールだから(電池切れで)停まっちゃったら(バイクは)引いてくださいよ」と出川が切り出し、そこから口論に。そしてお約束のキス芸に発展するも、「こんなことやってる間に(雨)来たよ(笑)」と、雨が降り始めてしまう、という神に愛された2人としか思えないやり取りがあった。

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