■「よくゴルフ行ったり、ダービー見に行ったり、夜ご飯も食べに行ったりしてますよ」

 その盟友の芸人とは、石橋貴明(60)と木梨憲武(60)のとんねるず。18年に『とんねるずのみなさんのおかげでした』が終了するまで、29年半にわたってフジで冠番組を持っていたことを筆頭に、同局の看板タレントだったが、フジテレビとんねるず班のトップだったのが港氏。木梨が幾度となく披露してきたモノマネ「小港さん」の元ネタなのだ。

 19年の『マイナビニュース』インタビューによると、とんねるずとの出会いは港氏が30歳で『オールナイトフジ』のディレクターだったころに、21歳だったとんねるずの2人に出会ったというから、40年近く前。それだけの時間をとんねるずと過ごしてきた、まさに「盟友」なのだ。

「よくゴルフ行ったり、ダービー見に行ったり、夜ご飯も食べに行ったりしてますよ。前より回数は減ったけど、そう言う意味では今後も関係は変わらないですね」と、プライベートで現在もとんねるずと親交が続いていることも明かしている。

「とんねるずは『おかげでした』終了後にテレビの仕事が激減し、出演してもコンビではなくソロが基本。Yahooで2020年9月に公開されたインタビューでも、石橋貴明さん(60)が“とんねるずは死にました”と衝撃的な発言をしたこともありましたが、今回、港氏が復権したら、その縁でとんねるずも復活する……という流れが噂されているんです」

 とんねるずは「トガりまくった芸風が時代にそぐわなくなってきた」という声もあるが……。

「現在も、『みなさんのおかげでした。』から独立して続いている特番『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』のコンテンツ力は抜群に強い。今は石橋さんが単体で出演していますね。

 さらに、『みなさん』内の名企画だったじゃんけんに“勝った方”が全額おごる『男気じゃんけん』や、落とし穴に落ちるときのリアクションや美しさを競う『全落オープン』など、相当力があるとんねるず関連のコンテンツは数多い。

 毎週のレギュラーで、となると厳しいかもしれませんが、まだまだとんねるずは全然終わっていない。港さんが社長に就任したら、盟友・とんねるずの番組が増えることになるのではないでしょうか」

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