■“いい人”高嶋政伸の「豹変」を期待する声
現在『ちむどんどん』では、黒島演じる暢子が東京・銀座のイタリアンレストラン『アッラ・フォンターナ』の入社試験に合格。レストランのオーナーの大城房子は原田美枝子（６３）、そして料理長の二ツ橋光二を高嶋政伸が演じている。
「高嶋さん演じる二ツ橋は、一度試験に不合格になった暢子に助け船を出すなど、好印象なキャラクターです。もともと高嶋さんはドラマ『ＨＯＴＥＬ』（ＴＢＳ系）などで好青年役が多かったですが、近年は個性的な悪役を演じていたこともあり、視聴者からは“これから豹変するのかもしれない”、“この高嶋政伸はいい人でいいの？”といった声が上がっているんです」（前出の女性誌編集者）
高嶋は２０１１年１０月から、沢村一樹（５４）が主演を務めるドラマ『ＤＯＣＴＯＲＳ～最強の名医～』（テレビ朝日系）で嫌味な外科医・森山卓という役を務めたのだが、その怪演ぶりが話題になった。
「高嶋さんが演じた森山という医師は、自分の思い通りに物事が運ばなかったり、感情が高ぶったりしたときに、唇を真一文字にして“んんんんんんん”と叫ぶんです。この異様さは、見ていてドン引きする迫力でしたよね。プライドだけが高く、器が小さいマザコン男そのものの演技にくぎ付けにされました。
その後も、２０１６年度のＮＨＫ大河ドラマ『真田丸』で北条氏政を演じていた高嶋さんは、ものすごい形相で”汁飯”を食べる姿を披露するなど、普段の紳士然とした雰囲気から一変した演技が話題になりました。朝ドラの高嶋さんは今のところ“いい人”みたいですが、視聴者としてはクセが強い悪役への豹変を期待してしまいますよね」（前同）
