■入浴シーンを披露した歌子がまさかのアイドルデビューか

 5月17日放送の第27話では、上白石萌歌演じる歌子が入浴中に、仲間由紀恵(49)演じる母・優子に対して川口演じる良子が借金など家族の問題点を問い詰めるというシーンがあったのだが、ドラマ内に上白石が入浴中のカットがあったのだ。

「上白石さんは第7回東宝シンデレラオーディションのグランプリで、非常に清純な印象が強いだけに、まさか朝ドラで入浴シーンがあるとは……。『水戸黄門』(TBS系)の由美かおるさん(71)の入浴シーンを思い出す視聴者もいて、大きな話題になりましたね。“彼女にやらせるなんて”といった批判の声もありますが、とにかくインパクトは強かったですね」(前出の女性誌編集者)

 そんな歌子の兄・賢秀は上京してボクシングジムで修行していたのだが、そのジムの会長として沖縄出身のボクサー、具志堅用高(66)が出演。そのことから、今後も『ちむどんどん』は沖縄にゆかりのあるスターが登場するのでは、とささやかれている。

「具志堅さんは、1976年に当時のフライ級世界王者になり、防衛記録を重ねたレジェンド中のレジェンドボクサー。そんな『ちむどんどん』の時代設定である1970年代に活躍する沖縄出身のスターという線から浮上したのが、アイドルの南沙織さん(67)の存在です」(前同)

 南沙織は1971年の春に上京、同年6月に「17才」でデビューしたのち第13回レコード大賞を受賞、第22回NHK紅白歌合戦にも出場して人気アイドルへの階段を一気に駆け上がった。

 SNS上では、「歌がうまい歌子は、17歳になったら本土に渡って、アイドル歌手南沙織としてデビューするのではなかろうか」「具志堅さんがでたから、次は歌子がアイドル歌手南沙織になる番だ」といった、歌子が本土でアイドルになるのではという驚きの予想が数多く寄せられている。

「上白石萌歌さんは圧倒的な歌唱力で知られていますが、『ちむどんどん』ではまだ遠慮があるというか、歌子が病弱で引っ込み思案という設定のため、今くらいの歌唱に止まっているという指摘もあります。まだ全開では歌っておらず、本気で歌えばもっともっとスゴい。おそらく今後、ドラマ内で素晴らしい歌唱を披露するときがくる。それはもしかしたらアイドルデビューのとき――その勝負シーンのために、今はセーブしているのではないでしょうか」(前同)

 現在、歴代朝ドラでワースト4位の視聴率と苦戦している『ちむどんどん』だが、高嶋政伸の豹変、山田裕貴と前田公輝のイケメン変化、そして上白石萌歌の“アイドルデビュー”が、視聴率を劇的に向上させる!?

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