■さまぁ~ず大竹の妻・中村仁美もフル稼働!?

 前出の民放キー局ディレクターが続ける。

「やはり、さまぁ~ずにも新規の仕事がなかなか入ってこない状況になっているようで、その理由もホンジャマカの石塚さんと同様のものと見られています。要はギャラが高い。彼らはポジション的にはダウンタウンやウッチャンナンチャンに次ぎますからね。制作費を抑えたいテレビ局としては、いくらさまぁ~ずと仕事がしたくても、とてもじゃないですが彼らにオファーがお願いできないわけです。

 その代わりではないでしょうが、収入源を増やす目的もあり、2020年8月にはコンビのYouTubeチャンネル『さまぁ~ずチャンネル』を開設したと言われています」

『さまぁ~ずチャンネル』のチャンネル登録者数は55万人を突破。動画にはふかわりょう(47)、ダイアンハライチなど、人気お笑い芸人もゲスト出演している。

「編集もかなりしっかりやっていて、仕事ができるスタッフが関わっているんでしょう。ただ、動画の再生回数を見てみると、再生されているもので50万回、見られていないものでは2万回ほどと、お金がかかっている割りに結果が伴っておらず、新たな収入源にはまだなっていないともっぱらです」(前同)

 そんな中、4月10日から大竹が主演を務める2クール連続ドラマ『よだれもん家族』(テレビ東京系)がスタート。ドラマ初主演の大竹は「突然の話でした。話を聞いて撮影が1か月後でしたから。私でいいんでしょうかという感じですが、非常にありがたいお話です」とコメントしていた。

「大竹さんにとっては本当にありがたい話だったのではないでしょうか。2019年6月に三男が生まれましたから、まだまだ稼いでいかないといけないでしょうからね。

 大竹さんはドラマ出演に伴い『さまぁ~ずチャンネル』への出演を休止。その後、三村さんも出演休止を発表しました。チャンネルは他の出演者で続けられると言いますが……」(同)

 大竹の妻で元フジテレビアナウンサーの中村仁美(42)も『ラヴィット!』(TBS系)にコーナーレギュラーとして出演するなど、露出を増やしている。

「それもさまぁ~ずの新規の仕事が減っているからという事情もあるのかもしれません。テレビ各局の制作費削減とコア視聴率偏重により、ダウンタウンやウッチャンナンチャンと同じ時代を歩んできたホンジャマカとさまぁ~ずが、今まさにピンチを迎えていると言えそうです」(同)

「上が詰まっている」と言われがちな芸人界だが、世代交代の波は着実にやってきているようだ。そしてそこには、ギャラ問題とコア視聴率という、現代の地上波テレビが直面している事柄が大きな影響を及ぼしているようだ……。

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