■松本は「1人任天堂」
「オードリーに千鳥やかまいたちもその通りですが、“コンビ両方から”という話になると、やはり究極の例として思い浮かぶのはダウンタウンですよね。
たとえば松本人志さん(58)でいえば、『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)が思い浮かびます。この番組は松本さんがプロデューサーに直接企画を提案したことで有名ですよね」(専門誌記者)
ちなみに松本の企画力についてはキングコングの西野亮廣(41)は21年4月30日にオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』で
「みんなせっせとソフトを作ってるのに、松本さんだけファミリーコンピューター(ハード)を作っちゃってる」「本人もハードを作りながらマリオみたいなソフトを作ってる。1人で任天堂みたいなことをしている」
と評し、松本ハードのすごさとして、セット費がかからないことを指摘。
「大喜利はフリップや写真があればできるし、『すべらない話』はトーク用サイコロがあればできる。若手もお笑い好きな中学生も家族も、どんな層でも幅広く本当にファミコンのように遊べると指摘し、“プレイに必要なものを極限まで減らしているから、古くならない”と絶賛していました。フリップの大喜利を、“落語や漫才くらいの伝統芸能感がある”としていましたが、本当にその通りですよね」(前同)
一方の浜田雅功(58)の場合、司会に関しては松本以上に存在感があることで知られている。「結果発表!」「○○は……こちらー!」のコールだけで浜田の顔が浮かぶというのは、唯一無二の存在感だろう。