■「今にして思えばホントにやっておいてよかった」

 そして、『美味しんぼ』で共演した件を佐藤は、

「今にして思えばホントにやっておいてよかった。 あれをやらなかったら僕はホントに今でも後悔してる」

 と切り出し、

「それと、たぶんそういうふうな事情の方々。役者さんもいっぱいいるじゃないですか。

当然きょうだいでやってる方もいるし言うのは“後で後悔するからもしやれる機会があるんだったらやっといたほうがいいですよ一緒に”ということは言ってる」

 と締めた。

 その言葉を体現するように、佐藤は息子である寛一郎(25)と20年に映画『一度も撃ってません』で共演を果たしている件について、

「ほんのちょっとだけ共演したんですけど。いつかガッツリとやるものを、まだ僕が元気なうちにね、『オヤジ大丈夫か』って思われる前にやりたいなと思います」(20年2月放送の『伊集院光とらじおと』/TBSラジオ)

「同じ仕事をしてるってことでお互いに分かるものもあるし、逆に彼の方が僕のことを分かる部分がある。そういった意味で今まであったある種の垣根みたいなものはなくなった」(20年11月放送の『A-Studio+』/TBS系)

 と、再共演を楽しみにしているとを話していたこともある。

「佐藤さんが言うと、実に説得力のある言葉です。“親子”ではなく“兄弟”ですが、似たようなことを新田真剣佑さん(25)と眞栄田郷敦さん(22)に重ねあわせた人もいるかもしれません。両者は現在、とんでもないトラブルの渦中にいますからね」(専門誌記者)

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