アンガールズの田中卓志（４６）の冠番組『呼び出し先生タナカ』（フジテレビ系）の巡る“火種”がいまだにくすぶっている。
『呼び出し先生タナカ』は生徒役のタレントが主要５科目の小・中学生レベルの学力テストや、美術や体育などの実技テストを受け、その後に“担任・タナカ先生”に扮した田中と、副担任のシソンヌ・長谷川忍（４３）が珍回答に突っ込みを入れながら、テスト結果を順位ごとに発表していくという番組。
４月２４日の初回は３時間ＳＰと、フジテレビの力の入れようもうかがえる編成となったが、生徒に扮したゲスト出演者のおバカ解答を担任の田中がイジるという番組の内容に、『めちゃ×２イケてるッ！』（フジテレビ系）の「抜き打ちテスト」企画とまったく同じだという指摘が相次いで上がったのだ。
番組は、放送後どころか放送中に炎上。視聴者からは「ほぼ『めちゃイケ』。既視感ハンパない」「呼び出し先生タナカ たしかにめちゃイケで跳ねたコンテンツと今勢いあるアンガールズ田中のかけ算感否めない」「呼び出し先生タナカってめちゃイケの二番煎じやん」といったコメントが大量に寄せられた。
５月５日に配信されたネットラジオ『アンガールズのジャンピン』（ニッポン放送 ＰＯＤＣＡＳＴ ＳＴＡＴＩＯＮ）では、田中がこの“パクり疑惑”に言及。
番組ではリスナーからの「とても面白かったのですが、同時に残念な気持ちになりました。それはフジテレビの過去の番組の企画に酷似していたからです。おそらく田中さんも企画が来たときにすべてを悟ったと思います」というメールを紹介。
これに田中は「悟っていたっていうかさ、そりゃわかるよ、というね。『めちゃイケ』をやっていたスタッフさんも入っているし、フジテレビの番組内で企画を使うって別に悪いことでもないしさ」とコメント。
そのうえで「初回やるってなったとき、まずＭＣとして俺が新人じゃん。新人にまったく何もやったことのない企画で初回３時間やらせるほど、フジテレビもバカじゃない。そこにまず、ある程度見えるものがあるから、“田中が新人でも何とかなるだろう”って、いろんな計算してるんです」と語った。
