■ナイナイ岡村も「こんな悲しいことある？」と不満げ
民放キー局関係者が話す。
「田中さんの言う通り、制作サイドも“そのつもり”で番組を立ち上げたといいますからね。『呼び出し先生タナカ』の総合演出を務めるＨ氏は『めちゃイケ』でディレクターを担当していた人物ですし、他にも『めちゃイケ』のスタッフが携わっています。
もともと、フジとしては『抜き打ちテスト』のフォーマットで番組をやりたいという意向があったそうなんです。たとえば、『とんねるずのみなさんのおかげでした』（フジテレビ系）は２０１８年３月に終了しましたが、番組内で人気を博した企画『細かすぎて伝わらないモノマネ』は今でも特番として続いています。
それと同じように『めちゃイケ』の『抜き打ちテスト』のフォーマットで新番組を立ち上げ、いま勢いに乗り、広島大学工学部卒業のインテリでもある田中さんをＭＣに据えたんでしょう」
“本家”の『めちゃイケ』の「抜き打ちテスト」で先生役だったナインティナインの岡村隆史（５１）も、５月１２日放送の『ナインティナインのオールナイトニッポン』（ニッポン放送）で『呼び出し先生タナカ』に言及した。
岡村は「別にアンガールズの田中くんは何も悪くないよ」としたうえで「作っているスタッフさんはどこで気づいたと思う？ “あれ、これ『めちゃイケ』や”って」と、矢部浩之（５０）に確認。
さらに「どう思って番組作ってるのか。俺とか（よゐこの）濱口とかの顔はまったく浮かばへんかったのかなと思ってさ。こんな悲しいことある？」とコメント。
リスナーから「岡村先生からタナカ先生にアドバイスを」と求められると「何もないよ、そんなの全然」としつつ「俺も出してくれへん？（笑） 全教科やったら、しんどいでしょう。英国数だけやらしてくれへん？ ノウハウは知っているから」と笑いを交えつつアピール。そして、「うちの学校は廃校になったから……。でも、それやったら、言うてくれたらよかったのに」と語った。
