■インスタント麺にはミルクをちょい足し

ゆま「どれも食べたくなってきました! ちなみに私は、豚肉やキャベツ、ハムなどをのせて、インスタントラーメンを食べることが多いんです。大山さんがオススメする具材って、何かありますか?」

大山「そうですねー。私なんて貧乏な学生時代から、即席麺にハマったせいか、今も、もやしとキャベツが一番好きですけどね」

ゆま「もやしとキャベツ! おいしいですよね」

大山「ちょい足しでは、90年代にはやったんですが、『緑のたぬき』に牛乳を入れるというものがありましたね」

ゆま「ええ!? ちょっと想像できない……おいしいんですか」

大山「私も試しましたが、すごく、おいしいというほどではありませんが、まあまあイケましたよ。さらに、2007年頃には、『日清カップヌードルシーフード味』に牛乳を入れると、おいしいと話題になりましたね」

ゆま「あ~。それは、なんとなく分かる気がします」

大山「実際、この頃にはネットも普及していたので、そうしたユーザーの声が届いたのか、日清はその後、カップヌードルで“ミルクシーフード味”を発売したんです。庶民の考えた、ちょい足しの裏技が、商品になった形ですよね」

ゆま「へえー! カップヌードルといえば私、10年間、保存できる缶のやつを持っていましたよ」

大山「おお~。00年に発売された『TimeCan(タイムカン)』ですね。普通は、8か月が賞味期限のカップヌードルが、10年間も保存できるということで話題になりましたね。よく、ご存じですね~」

ゆま「でも、その商品って面白かったのに、その後、なぜか、なくなりましたよね……」

大山「密閉が不完全だったみたいで、回収騒ぎになったんですよ。私も当時2個買って、今も置いてありますよ」

ゆま「そうなんですね。10年保存というアイデアは、よかったのに~」

大山「いやあ、意外にも、ゆまさんは即席麺に詳しいですね。実は私、これまで集めてきた即席麺のパッケージなど、昔の資料をたくさん持っているんですが、年齢も年齢なので、誰かに受け継いでもらいたいと思っているんです。ゆまさん、どうですか(笑)」

ゆま「え? 私? いやいや、私なんて……(笑)」

大山「なんなら、即席斎2代目を名乗っていただいても……」

ゆま「私に、できるかな(笑)」

大山「考えてみてください。今日は、ありがとうございました!」(おわり)

おおやまそくせきさい 1959年生まれ。インスタント麺愛好家。大学時代にインスタント麺にハマり、カップ麺、袋麺、ラーメン、焼そば、うどん、そば、まぜそば、海外製品などを食べてパッケージを収集。1995年、『TVチャンピオン インスタント麺通選手権』(テレビ東京系)で優勝。『マツコの知らない世界』(TBS系)にも、3回出演。

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