■現実でも恐るべきコミュ力を持つ山本
「『シン・ウルトラマン』劇中では、完全にビジネスマナーを理解していて途中は完全に政治家たちを掌握してしまうコミュニケーション能力の高さを見せつけていた山本さんですが、役者本人も圧倒的なコミュ力の持ち主で知られています。
１７年に結婚した堀北真希さん（３３）や、親友である香取慎吾さん（４５）へのアタックぶりがとりわけ有名ですが、それ以外にも多くのエピソードがあるんですよね……」（女性誌記者）
まず、堀北の場合は０９年に『アタシんちの男子』（フジテレビ系）で共演し、何度もアタックをかけたが、まったくの成果ゼロ。剣もほろろに断られてしまった。その後、１５年に舞台『嵐が丘』で再共演した際に舞台慣れしていない堀北のために演技のアドバイスとして手紙を４０通以上送り始めたのが転機となり、ダメ元で「僕の電話番号は保護しておいてください」と伝えてからしばらくたったある日、「真希だよ」と連絡が来たという。
「そして、前日の電話で堀北が京都に行くことを知った山本は、乗る新幹線を推定して突撃し、指輪を渡したといいます。１７年の『ボクらの時代』（フジテレビ系）に出演した際のトークによると、婚約指輪ではなかったそうですが、やはり、これが結婚の決め手の１つになったとか。
ちなみに、当時“４０通の手紙は全部ラブレター”“偶然を装って新幹線に乗ってプロポーズした”と間違って報道されていたため『ボクらの時代』では、尾ひれがついていたのを訂正していましたね」（前同）
香取については、０４年に『鎌倉殿』と同じく三谷幸喜脚本の大河ドラマ『新選組！』で初共演した際、山本に連絡先を教えなかったことがキッカケで、壮絶なアタックを仕掛けた。
「これは、香取が山本が嫌いだったということではなく、そもそも香取はタレントやスタッフと連絡先を交換しない主義なんです。１６年時点でも、香取のスマホに登録されていた芸能人はキャイ～ンと、メンバーの草なぎ剛（４７）、そして山本の４人だけでした。
０４年当時、山本はＮＨＫの楽屋の暗証番号を盗み見して潜入し、香取の携帯電話を持ちながら“俺をナメると（番号を）盗まれるぞ”と宣戦布告したんです」（前同）
その後、初めて２人で飲みに行ったダーツバーで、山本はこっそり香取の電話から自分の携帯に電話をかけたうえ、香取が対策として非通知設定にしていたのも解除コードを入力してクリア。
