■ノンスタ石田には審査員オファーが「ふんわりは来ます」

 巨人と上沼が審査員引退を宣言して以降、その後任候補が誰になるのか、関係者やお笑いファンの間でも大きな注目が集まっている。

 2016年以降、『M-1』の審査員はダウンタウン松本人志(58)、巨人、上沼、立川志らく(58)、中川家中川礼二(50)、サンドウィッチマン富澤たけし(48)、ナイツ塙宣之(44)という7人が務めてきた。

「『M-1グランプリ』を制作する朝日放送としても、審査員の若返りを図りたいところだといいます。テレビ各局は13~49歳のコア視聴率を重視していて、『Mー1』も若い視聴者層を獲得していくのが命題。コア層にリーチできる審査員を入れたいという話ですね」(放送作家)

 審査員は、出場者と同じように注目を集める存在だ。

「ということで、今、言われているのは、巨人さんと上沼さんに加えて志らくさんが外されるということです。年齢は松本さんと同じですが、当然ながら松本さんは別格で、かつコア視聴率も持っています。ただ、志らくさんはそうではありませんからね。

 その空いた枠に誰が入るのかですが、ジュニアさんはたしかに適任ではないでしょうか。漫才の人ではありませんが『座王』や『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)など、お笑いの最前線で活躍してきていますし、審査される側の芸人も“ジュニアさんなら”と納得感がありますよね」(前同)

 また、一部ではNON STYLE石田明(42)が有力視されている、という報道もある。

「かなり妥当な線ではないでしょうか。石田さんは『M-1』チャンピオンですし、NSC(吉本総合芸能学院)の講師も担当していますからね」(同)

 ナイツ・塙のYouTubeチャンネルに1月13日にアップされた動画には石田がゲスト出演。塙から「正直、『M-1』の審査員の話って来たでしょ?」と聞かれた石田が「ふんわりは来ます。御大お二方(巨人と上沼)が、どうなるかっていうので、スタンバイはしといてください的な感じはある……」と話していたことからも、石田が筆頭候補だということがうかがえる。

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