■二代目は卒業後も連携する一方で三代目は…

「海外にいた亀山と違い、関係のある組織ですから何らかの形での再登場に期待したいものです。実際、亀山に代わってシーズン10まで特命係だった及川光博さん(52)演じる“二代目相棒”の神戸尊(かんべ・たける)は、シーズン10最終回で警察庁長官官房付に異動してからも交流が続いていて、冠城とも共演しています」(前出の専門誌記者)

 主人公の水谷の高齢化、今回の初代相棒に回帰するという亀山の起用で、シリーズは完結の方向に進んでいるのではないか、とみる声も少なくない。

 それだけに、歴代相棒の登場にも期待したくなるのは当然だが、この話題で避けて通れないのが成宮寛貴(現:平宮博重/39)が演じていた“3代目相棒・甲斐亨(かい・とおる/通称カイト)”の「最悪の退場劇」だ。

「右京と相棒を組んだ12年放送の「シーズン11」の1話どころか、実は初登場時から警察の追及を逃れた犯罪者たちに制裁を下す暴行犯ダークナイトだったことが15年の「シーズン13」最終回で発覚して逮捕され、警察も懲戒免職になってしまったんです。

 しかも、成宮自身ものちに個人的なスキャンダルの影響で芸能界を引退し、再登場も絶望的。この出来事は、さすがの右京も冠城が初登場した時期まで引きずっていました」(前同)

 まとめると、歴代の相棒はそれぞれ亀山は「警察を辞め海外でボランティア活動」、神戸は「警察は辞めておらず何度も再会している」カイトは「懲戒免職」、冠城は「公安調査庁へ異動」という形で別れている。

 亀山は、どんな形で右京と再会するのか? ファンの期待は高まるばかりだ。

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