SixTONES・松村北斗『恋マジ』で見せた男の弱さと強さ、医療に警察…次なるステップは独特な感性の輝く定番ドラマに期待の画像
※画像はフジテレビ『恋なんて、本気でやってどうするの?』公式ホームページより

 広瀬アリス(27)主演のドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)は、恋に本気になれない男女6人の恋愛模様を描く群像ラブストーリー。最終回では登場する人物それぞれが自分にとって何が一番大切なものかを見つけ、未来を選択する様子が描かれ、放送後のTwitterのトレンドで『#恋マジ』が1位を獲得するなど大いに盛り上がった。

■本当の恋を知った柊磨は最強だ

 人に執着することがなく本気の恋をしたことのなかった柊磨(松村北斗/27)だったが、純(広瀬アリス)に出会って変わった。人当たりがよくイケメンで優しい人だから、来る人も去る人も多かっただろう。女性に困ることもなくあきらめよく生きてきたが、サリューの存続が危機となると激しく揺さぶられ、こだわりをみせた。

 大切なものを守るためにどうすべきか分からなかった柊磨だったが、純から人を頼ることを教えてもらったことで、自分にとって大切なものや、人をあらためて知ることになった。そんな純が、自分のそばを離れて誰かのものになってしてしまうと感じた時、これまでスマートに生きてきたことなど嘘のように自暴自棄になる様子が痛々しかった。

 仕事でミスをしたりワインをがぶ飲みしたり、これまでの柊磨ではありえないことをしてしまうのだ。それでもあきらめられず、どうしても純が必要だと強く感じた柊磨は、もはや最強だった。沢山の人々が集う公園のど真ん中で愛を叫ぶことも恥ずかしくないし、壊れたブレスレットを渡して「壊れたらまた直せばいい」と伝え、純の不安を取り除いてあげるのだ。お互いの気持ちを確かめ合い抱きしめた時、最高に幸せで喜びに満ちたとてもいい笑顔をしていた。

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