■「不満顔・主審呼び出し」MVP大谷の荒れ姿
まずは、16日(現地時間)の対マリナーズ戦だ。大谷は、この試合にリアル二刀流で出場。投げては6回を3安打無失点、打っては4打数2安打の大活躍で、チームの勝利に貢献している。ただ、その試合中にこんな一幕も。
「初回、マリナーズの打者・ウィンカーズに対して、大谷が投じた高めの際どいコースがボール判定になった場面がありました。結果、ウィンカーズは四球になり出塁。この出来事がきっかけか、その回の終了時に、大谷が球審のデービッド・アリエッタ氏を呼んで話し込むシーンが見られました。大谷によると、ストライクゾーンの再確認をしたそうで、最後は球審の説明に笑顔でうなずきベンチに下がっています」(前出のスポーツ誌記者)
この試合では事なきを得たが、本来は、審判の判定にアクションを起こすのはよろしくないという。
「大谷は打者のときも、たびたびストライクゾーンを巡って、審判と対立するシーンが見られますが、そのせいか、今季序盤には外角低めの際どいコースをストライクと判定され、見逃し三振に倒れるケースも多かった。メジャーリーグでは、球審の心証を害すると、さらに判定が厳しくなる悪循環に陥いる可能性もあるので、気をつけたほうがいいかもしれませんね」(前同)