■同期には芥川賞作家から「ディズニー超えを狙う男」、ロスで謎の活躍をする芸人も!
NSC22期生には、吉本を退社してしまったものの在籍時から芸人の枠を超えた活躍をしているキングコングの西野亮廣(41)のほか、芸人YouTuberの先駆け“カジサック”こと梶原雄太(41)もいる。
「西野さんには当時のマネージャーやスタッフへのパワハラ発言も取り沙汰され、それがきっかけとなり吉本を退社することになったとも言われています。ただその枠に収まらない活躍ぶりはものすごい。本気で“ディズニー超え”を狙う男ですからね。
西野さんも噛みつき発言で炎上しがちですが、過激な発言で炎上することが当たり前になっているウーマンラッシュアワーの村本大輔さん(41)も同期です。彼はアメリカ進出を本気で狙うなど、野心家の一面も隠しませんしね」(前出の制作会社関係者)
他にもNSC22期には、MCとして超売れっ子の南海キャンディーズの山里亮太(45)、なかやまきんに君(43)、『R-1』チャンピオンの中山功太(43)などの人気と実力を兼ね備えた芸人がそろう。また、NSCに通ってはいないものの22期生と同期扱いのNONSTYLEは『M-1グランプリ2008』では優勝を果たしている。
「同じく同期扱いのNSC東京校5期のピースの綾部祐二さん(44)も、いち早くアメリカ進出を決め、現在はロサンゼルスで謎の活躍を続けている。そして相方の又吉直樹さん(42)は芥川賞作家ですからね。また、平成ノブシコブシの吉村崇さん(41)は今、テレビ番組に引っ張りだこ、相方の徳井健太さん(41)も“やさぐれキャラ”、“芸人評論家”としてポジションを確立しました。
これらのメンツからも明らかですが、この世代には良いも悪いもとんでもない個性派芸人が集結していて、今まさにテレビ界の中心にいて猛威を振るっている。吉本外に目を向けてもオードリーやナイツもこの世代ですし、昨年の『M-1』チャンピオンの錦鯉・渡辺隆さん(44)もNSC東京校5期ですからね。
特に吉本の同期芸人たちのエネルギーは凄まじく、それぞれお互いの才能を認めてはいるものの、慣れ合う感じでもなく、はっきり言えば不仲。ただ、自分のやりたい笑いやビジネスに向かって突き進み、それが時代にフィットしてテレビでも求められ、現在、活躍しまくっている、ということですね」(前同)
大阪NSC22期とその同期の“わるいやつら”が、令和のお笑い界のトップに君臨する!?