■朝ドラとは思えない“クズキャラ”の兄

 続いて、竜星涼演じる暢子の兄、“ニーニー”こと賢秀には、「ヒロインの兄が救いようのない役柄で、朝ドラにこんなキャラクター設定が必要なのか不思議」(60歳/男性)、「賢秀の何度ダマされても懲りずに一攫千金を狙おうとする姿が、見ていてモヤモヤします」(37歳/男性)、「兄貴がクズ過ぎて朝からイライラする」(47歳/男性/コンピュータ関連技術職)、「いい加減な兄にもウンザリ」(48歳/女性)など、ニーニーの“クズキャラ”を挙げる人が多数。朝ドラには欠かせないトラブルメーカーという役割だが、沖縄では母に借金させて集めた金を使ってニセの投資話に乗ってしまう。案の定そのお金は詐欺師に持ち逃げされ、東京でもボクサー仲間たちからお金を借りたまま逃亡するなど、そのクズぶりに開いた口が塞がらないという視聴者が続出した。

 さらに、そんな兄を甘やかすお人よしの母、優子(仲間由紀恵)にも、「お母さんが長男に甘すぎて、教育方針にモヤモヤします」(38歳/女性/主婦)、「母親が兄を甘やかしすぎている。犯罪者になりそうなのを手助けしている感じ」(45歳/女性/総務・人事・事務)、「長男の行動に対する母親の甘さ。見ていてイライラする」(57歳/女性/主婦)など、辛辣な意見が挙がった。

  1. 1
  2. 2
  3. 3