■視聴者から不満爆発の“ちむどんどんコンビ”が『クロサギ』に出演へ

 そんな大役に挑む平野の脇を固めるのが、NHK連続テレビ小説ちむどんどん』でヒロインを務めている黒島結菜(25)だという。

「彼女だけではありません。黒島さんと同じく『ちむどんどん』に出演した時任勇気さん(30)も『クロサギ』への出演が決まっているといいます」(前出の制作会社関係者)

 大物俳優・時任三郎(64)を父に持つ勇気は2017年に俳優デビュー。『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)、『24 JAPAN』(テレビ朝日系)、『ドクターホワイト』(フジテレビ系)などのドラマに出演。7月6日にスタートする町田啓太(31)主演の『テッパチ!』(フジテレビ系)に出演することも明らかになっている。

 勇気は『ちむどんどん』で眞境名英樹(まじきな・ひでき)として登場。沖縄にある「眞境名商事」の跡取り息子として、竜星涼(29)演じるヒロインの兄・比嘉賢秀とケンカしたり、黒島演じる暢子に絡むロン毛のチャラ男を好演した。

「勇気さん演じる英樹は“トラブルメーカー”的な役回りでしたが、ドラマにしっかりと爪あとを残したと言えるでしょう。

『ちむどんどん』はヒロインの暢子が上京し、イタリアンレストランで活躍するなどますます注目を集めてはいますが、同ドラマは視聴者からの批判が少なくないんです。黒島さん演じる暢子は“天然で超鈍感”という設定ですからトンチンカンなことを言ったり、相手の気持ちがわからない場面がほぼ毎回あり、朝ドラファンをイラつかせていますからね」(前同)

 ツイッターでは「#ちむどんどん反省会」「#ちむどんどん離脱」というハッシュタグが放送終了後から盛り上がりをみせる。

 視聴者からは「小学生が考えてそうなストーリーすぎる…というか適当に作りすぎやろ、コレ わんこそばのように次から次に面白くないストーリーが来る…」「出来事と出来事の間の物語を何故書いてくれないんだろう? だからブツブツ話途切れてるし飛んでるし、結果ばっかり」「久々に、ちむどんどん見たけど、腹が立った。途中でチャンネルを変えた。やっぱり、もう見るに耐えない」などの怒りの声が寄せられるような状況にある。

「黒島さんはあくまで台本通りにやっているにもかかわらず、ネットの猛ツッコミに晒されるというのはツラいでしょうね。ただ、10月から始まる『クロサギ』には、そんなヒロイン暢子役を務め上げ、解放された気持ちで臨めるのではないでしょうか。

 映画『鋼の錬金術師』シリーズでは、黒島さんは美しく強いランファン役を演じていますが、暢子とはまったく違うキャラクターですからね。『クロサギ』では、かつて堀北真希さん(33)が演じた検事を目指すヒロイン・吉川氷柱役に起用されると見られていますが、ここでもまったく『ちむどんどん』とは全く違う黒島さんを見せてくれるはずです」(前同)

 次代の国民的スター・キンプリの平野、そして『ちむどんどん』の黒島&時任がガッチリ手を組み、打倒・山P版『クロサギ』を目指す!

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