■ダイエットに成功したゆりやんの再増量にはネガティブな声も

 ゆりやんの増量には1か月に1度のメディカルチェックがついているようで、本人は〈皆さん私たちの体のことを気遣ってくださっています〉とコメントするなど、健康的に増量していることを強調している。吉本芸人を代表するマッスルボディ、ミルクボーイ駒場が評するように単なる脂肪ではない、筋肉での“いい増量”なのだろう。

 ゆりやんが『極悪女王』でダンプ松本を演じることは、今から半年前、1月31日のネット版『女性自身』ですでに報じられていて、記事にはドラマを企画した鈴木氏が「50キロ増量」指令を出したという制作会社関係者のコメントも掲載されていた。そのため45キロダイエットに成功したゆりやんが再び50キロ増量するかもしれない、ということへの疑問と批判の声が多く上がり、ネットは大炎上の様相を呈していた。

 鈴木氏は、同日に「50キロ増量役作りの指令」報道と、それに伴う炎上について〈なぜ、嘘を書かれて炎上して叩かれなきゃならないのか????どうしようかね。。。〉とツイートしていた。

 そうした経緯があったためだろう、現在でも、ゆりやんが役作りのために増量していることに対しては「せっかく痩せたのを無理やり太らせて何が面白いんだろうか?」「ゆりやんせっかく痩せたのに役作りとはいえ30kgも増量したの体に悪くない?大丈夫?」「やっぱりあのドラマの為に増量したんだ。脚本家が否定してたのはなんだったの?」と疑問の声がSNSに寄せられている。

「50キロ増量ではありませんでしたが、28キロ増量したゆりやんや鈴木氏による具体的な説明がまだないだけに、過酷な増量による役作りを課した『極悪女王』にマイナスイメージを持っている人もいる状況です。ただ、いくら計画的な増量とはいえ、急激な体重の変動に心配になってしまう人がいるのは仕方ないことでしょうね」(夕刊紙デスク)

 身体作りをしているのは、ゆりやんだけではない。3月5日、『NEWSポストセブン』では、ライオネス飛鳥を演じるとされる剛力が15~20キロもの増量に挑戦。さらに、同じく細身だった唐田も同様に、7月のクランクインに向けて超過酷な役作りに取り組んでいることが報じられていた。

「ゆりやん、剛力、唐田3人合わせると、70キロにも達するほどの増量で身体作りをしているようですね。大幅な増量は減量よりもキツいと言われます。過酷な役作りを乗り越え、3人が素晴らしい演技を見せてくれることを期待したいですね。

 ただ、そんな『極悪女王』ですが、非常に先行きが不安視されている部分もあるんです。それは配信元であるNetflix(以下、ネトフリ)の急ブレーキですね」(前同)

 海の向こう、ネトフリのアメリカ本社では、5月17日に150人解雇、6月23日には北米、ヨーロッパ、南米の事業所で計300人の解雇が発表され、2か月で合計450人が解雇されている。十数年ぶりに会員数が減少したことを受けて、全世界でコスト削減にかじを切ったということだ。

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