竹内涼真主演・テレビ朝日『六本木クラス』、“視聴率ひと桁発進”に「超深刻シグナル」点灯のワケ!本家『梨泰院クラス』の“強烈意向”で「ジリ貧展開」不可避!!の画像
平手友梨奈、竹内涼真、新木優子 ※画像は『六本木クラス』公式ツイッターアカウント『@roppongi_class』より  

 7月7日放送に放送された竹内涼真(29)主演ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)。初回の世帯視聴率は9.6%(関東地区/ビデオリサーチ調べ/以下同)、個人視聴率は5.2%というスタートを切った。

『六本木クラス』は、2020年1月に韓国で放送された大人気韓流ドラマ『梨泰院クラス』のリメイク作品。竹内が主役の宮部新、新木優子(28)が幼なじみの初恋の女性・楠木優香、元欅坂46平手友梨奈(22)が天才肌の居酒屋店員・麻宮葵、香川照之(56)が新の宿敵・長屋ホールディングスの会長、長屋茂を演じる。

「20代~30代の若い女性の視聴割合は多かったようですよ。しかし、全体は……。現在、民放テレビ各局は13歳~49歳のコア層の視聴率、コア視聴率を最重要視しているんですが、テレビ朝日だけは独自で、世帯視聴率とコア視聴率、両方を取る戦略を取っています。

『六本木クラス』はテレ朝が社運をかけている、と言われるほど気合いが入った作品。宣伝量も物凄く、豪華キャスト陣を考えても相当お金がかかっているのは間違いない。ですので、コア視聴率だけでなく、世帯視聴率はそれこそ15%超を狙っていたのでは、とささやかれています。老若男女幅広い層に見てもらい、国民的ドラマにしたい、という目論見があったと言われますが、それがほぼ10%とはいえ、ひと桁スタート。これは痛恨の事態でしょう。

 その上、今後も視聴率が伸びなさそうな理由があると言われているんです……」(芸能プロ関係者)

 7月6日、WEBサイト『デイリー新潮』では、日本版『梨泰院クラス』の制作にあたっては、その制作権利を民放各局が競い合うコンペ形式で行なわれたことが報じられていた。

 テレビ朝日は、ドラマ『梨泰院クラス』ではなく、原作漫画の映像化権利を獲得することが日本版制作につながると考えてオファーを出したこと、テレビ朝日の本社が「六本木」に所在しているのでロケに有利なこと、国民的人気ドラマ『ドクターX』のプロデューサーが社員にいることが決め手となり、映像化の権利を勝ち取ったという。

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