■注目を集めたのは別局の別候補者だった

「それだけに、何か東谷さんとやり取りするか、どこかでぶっこんでくるのかな、と怖いもの見たさに期待する声もあったんですが、何もなかったし、N党についてもこれといったコメントもない。 “炎上”する場面もなく、選挙特番としては正しい姿ではあったんですが、物足りない結果に終わってしまったんです」(前出の専門誌記者)

 終盤にMCのホラン千秋(33)が「前回、太田さんが大変可燃性が高い方だと感じておりましたので、今回ヒヤヒヤしていた。消火器3本くらい用意していたんですけど、使わなくて良かったなと」と話すと「散々やる前にいろんな人が俺の部屋に来て注意していきましたから」と返していたあたり、かなり厳しく注意されたのだと思われる。

「今回の選挙特番は、安倍さんの一件もあって例年に比べると各局かなり気を使ったでしょうからね。

 結局、ガーシーの当確が出たのは11日未明で、その後大いに世間を騒がせていますが、『選挙特番』に関して言うと、いちばん話題になったのはテレビ東京の『池上彰の参院選ライブ』かもしれませんね」(前同)

 話題の主になったのは元「おニャン子クラブ」で、東京選挙区に自民党から出馬した生稲晃子氏(54)。注目候補でもあった彼女について、MCの池上彰(71)は、

「安倍さんの事件が起きる前に、『是非この番組に出演していただきたい』とお願いをしたんですが、この番組だけではなく全てのテレビ局のインタビューに応じては頂けないという結果になってしまいました」

 と報告。

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