■唯一共演歴のある有村は妹役と失恋役からついに「妻役」に

 すずは櫻井翔(40)と18年の映画『ラプラスの魔女』と21年放送のドラマ『ネメシス』(日本テレビ系)の2作で、どちらも主人公とヒロイン役で共演したことや、15年放送の『VS嵐』(フジテレビ系)に出演した際には、当時34歳の大野の年齢について、「40歳くらい?」と発言してネット炎上をしたことで知られている。

「そのほか、巴を演じる真矢ミキさん(58)、椿姫と謳われる女城主お田鶴の関水渚さん(24)、今川氏真に嫁いだ北条氏康の娘の“糸”を志田未来さん(29)、名門関口家の侍女として瀬名の世話をする少女・たねを豊嶋花さん(15)、登与を猫背椿さん(49)が演じますが、いずれも共演歴はゼロ。

 それだけに、嵐メンバーとの共演作が多い有村架純さん(29)が非常に目立つ印象を受けます」(前出の専門誌記者)

 有村は14年の『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)では松本と妹、17年公開の映画『ナラタージュ』では同じ松本を相手にラブロマンスをそれぞれ演じていた。そして今回の『どうする家康』では、松本演じる徳川家康の正室・瀬名(築山殿)を演じることから、

有村「いちばん最初は兄妹、2度目は先生と生徒のこじらせた恋愛、次は、とても明るく楽しい夫婦漫才を繰り広げる。演じる役も作品も違ったテイストなので楽しみ」

松本「少しずつね、関係性が深まったね」

 と、キャスト発表当時コメントしていた。

「松本さんと有村さんは『ナラタージュ』で、服を着たまま有村がシャワーをぶちまけてお互いが水浸しになりながらキスをしたり、過激な濡れ場が多かった。それだけに“松本が有村に入れ込みすぎて共演NGになっている”というウワサまで出たほどです。

“妹”、“破局するカップル”、今回はいよいよ“夫婦役”と関係性が着実にステップアップしているので、今回どんな演技を見せてくれるか楽しみでなりません」(前同)

 意外にも、有村以外は演技方面で初共演の女優ばかりな松本。『どうする家康』を機に、交流が深まるに違いないー-。

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